自分を卑下することの無意味さ
自分をダメな人間だと思うのは毒を飲むようなものです。
そうした自虐的思考が精神病に繋がることや脳にダメージを与えるということが科学で証明されています。
根拠がなくても自分はできると信じている方がパフォーマンスが上がることも同じく検証結果が出ています。
現状と理想の差を発見したとき、現状の自分を責めたところで何の解決にもならず、ダメージのみ蓄積されることになります。
自分いじめはもうやめましょう!
それは、自分に甘くなるということではなく
怠け者になるということでもありません。
自分を責めるのをやめると自分の成長が止まってしまう気がしますか?
そんなことはありません!
むしろ憂いたり落ち込んでいるだけで改善の行動をしないことが成長を止めます。
自虐するよりも、淡々と行動をしていくことが改善や成長に繋がります。
たとえば朝すぐに起きられない現状から、朝しっかりと時間に余裕をもって起きれるようになりたい。
ここで朝起きられない自分を
「怠け者だ、ダメなやつだ」
と思って責めてみても現状は変わりません。
自分で自分をいじめて精神的にダメージを負うだけになります。
自分はダメなやつだとか思わなくていいのです。
今はこういう状態で、自分の理想の状態はこうだから、どうしていけばいいだろう。と考えるだけで良いのです。
そして具体的に解決に向けて試行錯誤していきましょう。
現状朝起きるのが難しいという事実を確認。
→今より1時間早く起きてしっかりと食事を取り余裕を持って通勤や通学の支度をしたいという理想を確認。
→そのためには何ができるのか、と考えたり情報を集めます。
ストレスや不安が溜まっていないか確認、解消
栄養バランスや食事の時間帯など食生活の改善
睡眠の質を上げるための音楽やストレッチ
適度な運動
などが役に立つかもしれません。
集めた情報をもとに計画をたて実行し、効果検証していきます。
すぐには改善できないかもしれませんが
そのうち自分に合うやり方を必ず発見できます。
“私は、失敗をしたことがない。ただうまく行かない方法を発見しただけである” 〜トーマス エジソン〜
自分をいじめる自虐ではなく、
行動や挑戦こそが理想を実現する方法です。
失敗は成功までの過程の一部です。
エジソンの言うように、失敗という概念は存在しないと思うのも良いかもしれません。
また、このような考え方は対人関係でも役立ちます。
自分が幸せでないのは他人のせいだ!と思っても人を変えることは難しいものです。
他人のせいにするよりも自分の改善点を見つけた方が得です。自分が成長することでその後の人生が楽になります。
不安を感じなくて大丈夫です。
行動したことはすべて自分の糧になるのです。
自分をいじめるのではなく、認めながら成長させながら生きていきましょう。