幸せや感謝を数えながら生きること
現実を見ろ、ネガティブから目を背けるな
などと言う人こそ、
ポジティブや幸せや感謝できることから目を背けていて、現実を見ていません。
不幸や不安や心配を見つけることは決して
現実を見るということではありません。
それは更に自分を不幸にすることです。
なんでもない出来事に不幸の色をつけたり、
とるに足らない出来事を大袈裟に問題にしたり、
何もないところから問題を作り出していたり。
不安や心配を感じることを選んで、人生は悲劇だと嘆き生きるほうが、非現実的です。
そのような人はダークでシリアスなファンタジーの世界で生きているだけです。
感謝できることや幸せな事を数えてみるとたくさんあります。
今、生きていること
戦争がない、衛生面の問題による感染症の心配がない
安全な国に生まれ育ち、命が脅かされていない
寝る場所や食べるものがあること
豪華な生活をしていたマリー・アントワネットは
民衆が食べるものがなく苦しんでいると聞いた時、
"パンがないのならケーキを食べればいい"
と発言したそうです。
民衆の苦しみとは対極的に貴族達は、
ドレスやアクセサリーで綺羅びやかに着飾り、
食べきれない料理を用意したパーティーや
お茶会や舞踏会や賭博など…
いかに退屈しないかに思考を使い
娯楽を消費する日々を送っていました。
現代の私達に当てはまる部分があるかもしれません。
世界の貧しい国の治安に比べたら
現代の日本に生まれて生活している人がこの世界を悲劇だと言うことは
とても贅沢で、高慢なことではないでしょうか。
貧しく質素な生活をするべきだ
という話ではありません。
現代人は、不満を見つけて文句を言う事を今すぐにやめて
幸せや恵まれていることを自覚し感謝しながら生きる事をはじめたほうが良いのではないでしょうか。
不平不満やストレスを感じる必要性はないはずです。
少し考えれば、いかに恵まれているか、感謝が溢れる状況かに気付くことができるからです。
不安や心配や恐れではなく、感謝や幸せや心地よい気持ちで生きることを今、選択できます。
いちどきりの人生です。
支配や競争の中で心を擦り減らしながら世界は殺伐としていると勘違いしながら生きるのか
幸せや感謝を感じながら、穏やかであたたかい心で人々と地球と仲良く心地よく生きるのか
他人にとっても同じくいちどきりの人生です。
不安や痛みや悲しみを与えることもできます。
優しさや思いやりや笑顔を向けることもできます。
今に感謝し、他者や地球と調和する生き方が素敵で幸せな人生なのではないでしょうか。